Feedback講評
ワインディング国試スタイル
株式会社ミルボン東京銀座支店
奥村 靖子
株式会社ミルボン名古屋支店名古屋営業所
木村 如法
株式会社ミルボン名古屋支店名古屋営業所
山地 浩司
ウエラプロフェッショナル
上田 真琴
ウエラプロフェッショナル
伊藤 浩二
ウエラプロフェッショナル
小澤 良介
やはり全国大会ということもあり、全体的にレベルの高い作品が多く見受けられました。
審査基準としては「構成」「面の美しさ」「バランス」を重点的に審査させていただきました。トータルでの技術勝負という観点から、特に「構成」は重要視させていただきました。とても綺麗な面とツヤなのにロッドの収まりが悪く、残念ながら順位を落とすという作品も数点ありました。表面的な仕上りだけではなく全体的な仕上りも意識してもらえたらと思います。
最後にワインディングの技術は反復練習の賜物だと思います。日々の練習を全力で取り組んだ結果だと思います。「努力は嘘をつかない」頑張った分だけ結果はついてくると思います。
ヘア
VeLO
赤松 美和
Cocoon
SAKURA
SalonRyu
京極 琉
Nicole.
芦原 照成
着付
株式会社エミール
西脇 末美
《成人式ヘアメイク着付け》
まず、照明がメイクをするのに不公平だったかなとおもいました。
上からの照明が顔半分が、影になっていた方も、いました。すわる椅子の向きを、一緒にすればよかったですね。メイクは、肌の色だしがモデルとあっていないと感じた方もいたし、ベースが薄いかたもいました。
モデルとヘアースタイルがよくあっていました。
髪飾りも可愛いものがおおくつかわれていました。
毛染めもスタイルに会わせて、良く考えられていて、仕上げはどんなスタイルになるのかな?楽しみでした。
着付けは、1位2位の差は、付けがたく、もいう一手いれれば良くなったなという選手が多かったです。選手のみなさん、また挑戦してください。最後のチェックが大事ですので、制限時間内に余裕をもって仕上げ、バランスよく手直しすることをおほえていてほしいです。
襟会わせ、選り抜き、帯の高さ、大きさ、おはしより(前、うしろ)に、シワがないか、裾の長さは、よいか、よく点検するくせをつけてください。
《小紋トレンドアレンジ》
どなたにもみなさんに、1位をさしあげたかったです。創造力が素晴らしく、目立ちたい若者にぴったりでした。学生なのに帯結びもしっかりバランス良く結べていて見ていて、楽しかったですよ!男性のモデルには、意外なのでビックリしました。審査結果はでましたが、甲乙付けがたい作品ばかりでした!これからも、着物に興味をもって、色々と考えてくださいね!☺️
アムールマヤ
藤原 美香
《成人式ヘアメイク着付け》
☆ヘア☆
スッキリまとめ上げた作品が多く首筋がキレイに見えていました。
気になった点はもう少し結い上げる前からワックスやオイル等でツヤを出して欲しかったと思います。上位の方の作品を見ればわかる通り、ボサボサの方はいませんね。細かい所に気を配られていると思います。
☆メイク☆
艶のある仕上げになっていたと思います。
ポイントメイクでは、眉とアイライナーやリップ、などの線を引く練習をもっと頑張ると、お顔がハッキリしていいのではないでしょうか。
☆着付け☆
補整の段階で、少なすぎて貧祖な人、多すぎてパンパンな人、が中にはいらっしゃいました。補整によって、最後の仕上がりのオーラが変わってきます。
着物ではやはり完璧に中心が全部揃ってる方はほとんどいらっしゃらなかったので、基本の中心は死守して頂きたいと思います。あとはモデルさんの肩幅に合っていないえり合わせの方も数人いらっしゃいました。出す幅のcmも大切ですが、数mmの風合いも大切かと思います。帯は皆さんとても上手くギュッと中心で収まっているよりはのびのびした作品が素敵でした。
《小紋トレンドアレンジ》
メイクの段階でテーマが伝わってくる作品がありました。
着付け終わるとなるほどね~と心打たれる作品は、とてもストーリー性があり着物着付けの概念を超えていました。作品を通じて語られなくても伝わって来る事にとても感銘しました。ヘアスタイルにもう少し工夫が必要な作品もありました。
年々レベルが上がってきているのが目に見えてわかりワクワクします。
これからも楽しんでお着物に触れてみてください!
皆さん大変お疲れ様でした!
美容室こなか
相馬 奈生子
《成人式ヘアメイク着付け》
成人式部門の着付け競技は正統な着付け技術の集大成です。
ヘアー メークも大切な技術ですが 特に着付けは ボディー補正 長襦袢 着物 帯結び帯揚げ 帯締めと ひとつ ひとつ確実に技術を積み重ねていく 大変な作業です
今回は 甲乙付け難い作品ばかりで 年々グレードアップしているみたいです。
もっと もっと日本伝統文化である着付けを好きになって、どんどん 着付けをしてください。着付けが楽しくなり、着付けの素晴らしさ分かると思います。これからか始まりです
頑張ってください。
《小紋トレンドアレンジ》
学生の皆さんお疲れ様でした
出場者全員 素晴らしさ作品ばかりでした。
イメージを作り イメージに向かってヘアーメーク コーディネート
帯結びと それぞれが素晴らしいアイディアと工夫 ポージング等 特に日本伝統文化の帯結びを上手に取り入れてバランスが良かったです
順位を付けるのが難しかったです。 大差は有りません。本当に素晴らしさ作品に感動しました。お疲れ様でした。
選手は勿論 モデル 学校の先生方 手伝ってくれたお友達に感謝 感謝です
感謝の気持ちを忘れずに
もっと もっと着付けを好きになってください。
しげのぶ美容室
川路 京子
《成人式ヘアメイク着付け》
みなさんモデルさんにあったヘアメイク着付けをされていたと思います。
帯結びは素敵でしたが、着付けのところで襟合わせせ背中心など合って無かったりなど、多々気になるところがありましたがたくさんの方がエントリーされ頑張っている姿は素敵でした。
なくても伝わって来る事にとても感銘しました。
ヘアスタイルにもう少し工夫が必要な作品もありました。
《小紋トレンドアレンジ》
学生の創作力、完成の素晴らしさに驚きました。
着物の着せ方も良かったですがみなさん帯結びが素敵でした。
年々レベルが上がってきているのが目に見えてわかりワクワクします。
これからも楽しんでお着物に触れてみてください!
皆さん大変お疲れ様でした!
アイラッシュ
アンドルーチェ株式会社
西尾 育子
アイラッシュエクステンションモデル部門
ブラックよりもカラーエクステンションを利用した方がデザイン性の部分では加点されますね。またモデル選びも重要です。モデル選びが残念だったなという選手も多かったです。
目頭がさがっていない、まつ毛が白めにかからないモデルを選択されるのをおすすめいたします。
アイラッシュウイッグ部門総評
大変僅差で審査に悩みました。
ウイッグの審査は根本距離と毛先が重要ポイント。
特に根本距離を一定にすることでかなりの高得点となります。
またウイッグ競技はJカールの方が審査の見栄えがよくなりますね。
アイラッシュラッシュリフトモデル部門総評
男性モデルも多くいらっしゃいましたが、男性の場合はカールがかかりすぎるのは似合わせの部分で減点対象になり得ます。
男性を選んだのであれば、ゆるやかなカールのロッドを選択し、その方に合ったデザインにする必要性があります。また根本の粘膜がガンガンに見えるほどに巻き上げをしていた仕上がりがありましたが、それも加点にはなりませんので
粘膜は見えないようにロットをあてて仕上げてください。
【全体総評】
とてもハイレベルな戦いで審査も難航しましたが、SPC会場の皆さんの熱気に審査する側も熱が入りました。入賞しなかった方も、ぜひ来年もまたチャンレンジしてください。
Chiaki Lash Studio
坂上 千晃
選手の皆様お疲れ様でした。素晴らしい作品ばかりでした!
今後の参考としましては、モデル審査の場合はまずライトを持ってこられる方がいいと思います。 エクステの色の指定がない場合はカラーを使われてる方の方が仕上がりの面で点数を取りやすいと感じました。
マネキンへの競技の場合には接着面に気をつける事、接着距離においても。また、デザインを作る感じで装着されると良い印象になり、高得点が取りやすいと思いました。
コンテストに参加されている選手の方々を見ていると、自分も参加していた時を思い出して感極まる思いでした。参加する事により今後の自分自身への成長になると思います。
選手の皆様お疲れ様でした!
VENUSCOSME Japan
木村 かおる
lash lift
人によって左右によってまぶたのアウトラインが違い、ロッドの位置などで練習していた成果が出ていました。とても綺麗な仕上がりでした。
eyelash
学生の仕上がりとは思えないほど上手に1to1の装着ができていてびっくりしました。
ネイル
ボンテ ネイルスクール
出井 由美
アート部門
アニバーサリーのテーマに相応しく明るくワクワクする作品が多かったです。
細部まで丁寧に描き込まれていて、
またデザインのバランス、色合いも優れていました。
さらにトップまで気を抜かず表面がでこぼこなく仕上がっていたのも良かったです。
課題としては、イラストのように10指の技法が単一になりやすいので、ジェルの良さを生かした変化に富んだ技法を取り入れられるとさらに良くなると思います。
ワンカラー部門
ケアも丁寧でワンポイントアートもステキでした。
ただ、カラーリングの色むらが気になったので今後の課題にされてください。
皆様お疲れ様でした。
Bloom nails
鶴本 玲子
〈アートテーマ〉アニバーサリー
短い時間で、細部ギリギリまでアートを施し作業されていて、素晴らしかったです。
デザインや色の統一感なども、とても良かったと思います。
評価ポイント、課題としては、フォルムと共に10本のデザインが同じになり過ぎない、変化を付けながらの統一感があるとより良いものになりますね。
テーマに相応しく、皆さま思いのこもった作品でした。
〈ワンカラー〉
ケア、塗り共に丁寧に仕上げて、ワンポイントのアートも綺麗に仕上げてありました。
塗りに関して、適量を工夫していただけると、色むらなどなくなりより良くなると思いました。トップも少しだけもっちり乗せられると良かったですね。
練習あるのみです。頑張って下さい。
皆様、大変お疲れさまでした。
Nailsalon&school VANILLA
池松 まり子
アート部門
45分という短い時間で繊細なアートを描き込んでいて
左右のバランスも整っていて素晴らしい作品がたくさんありとても見応えがありました。
評価ポイントとして
ケアやフォルムにも
もっと拘るといいと思いました。
ワンカラー部門
フリーエッジの形がしっかり揃えて削ってあったのが良かったと思います。
課題はカラーリングのムラを無くす事と輪郭を繋げて塗ることです。
引き続き練習頑張って下さい。
皆さま、競技お疲れ様でした。
全国大会ということもあり、クオリティー・完成度にいつも驚かせて頂いております。
各部門非常にレベルが高く、僅差であったため審査に非常に時間がかかりました。
学生さま部門と国師スタイル部門と両部門ともに審査を行い、審査基準といたしまして
1.構成、2面・ツヤ、3細部の巻き収まり等を中心に審査を行いました。
上位に入賞された作品に共通している部分は
完成形の見本ウィッグに対して、一本一本への細部を
(ステム、テンション、巻き収まり位置)を極限まで再現できている部分です。
見本のウィッグを再現する際に、そのデザイン構成について細かな部分まで
【分析、研究、訓練】して作っていくことがワインディング技術です。
この姿勢はサロンワークでも共通している部分だと思います
入賞できなかった方々は是非、この細部へのこだわりを意識していただければと思います。
今年の傾向としては、フロントの創りこみの甘さ(ロッドの浮き)とステム角度の間違いによるクレパス(隙間)、この辺りが上位の審査で大きな差がでている部分でした。
今回の審査を経て、今一度、ご自身の成果物に対して、こだわれていた部分と、
そうではなかった部分を振り返って頂き、明日からの行動を変えるswitchになって頂ければ幸いです。以上を持ちまして、総評コメントとさせて頂きます。
この度は大会お疲れさまでございました。